平成17年度一泊登山講習会  和賀岳 (沢内村)

      平成1779日(土)、10日(日曜)

 土曜日に宿泊し日曜日に登山する予定を、日曜日雨の予報のため急遽、9日土曜日に登ることにして9日朝5時、トレセン前を伊藤デリカ号、萩のバン号の2台で出発。

秋田道から湯田インターで降り、沢内村へと向かう。

コンビニで食料を調達する予定だったN・I会員がコンビニが見つからないまま 8時登山口到着。

 緩い登りから急な登りとなり、300m程度高度を稼いだ所で 和賀岳―高下岳分岐、せっかく高度を稼いだが、ここから和賀川源流に向かって一気に下がる。今回の最大の難所、和賀川源流の渡渉、水が冷たいが裸足で渉る。K・S会員は少し離れた所の丸太を器用に渡り足を濡らさなかった。

川原にて大休止、これからは和賀岳に向かってただひたすら登るだけである。見事なブナ林の中を登るが、ブナの大木が中々小さくならない為、高度を嫁せいている気がせず辛い。

やっとブナが小さくなり潅木地帯になったと思ったらいきなり視界が開け、1220分こけ平に到着。登山口合った車の持ち主と思われる男性が1人写真を撮っている。

大休止をしながら後続を待つ。こけ平からは山頂が間近に見え薬師岳に続く尾根が見渡せ、ミネウスユキソウやチングルマ、ニッコウキスゲが咲いている。後続が到着後しばし休憩、雲上のお花畑の中を我々のほぼ貸切常態で頂上へと向かう。

頂上へは1240分到着。秋田県側から登ってきた登山者が多く休んでいた。

沢内村から登ってきた事を告げると、渡渉はどうだったかとか、“よいでねがったべ”とか言われたが、多少強がって“変化に富んだ楽しいコース出スよ”と話した。

 頂上からは雨前の多少ボンヤリとして視界であったが、田沢湖や秋田駒が見渡せることができ素晴らしい展望であった。

下山前、頂上にいた日焼け止めクリームを真っ白に塗った男性に写真を撮っていただき登ってきた道を下山。こけ平にいた自然公園管理人と少し話しをする。谷間から雲が湧き出てきて素晴らしくきれいである。毎度の事ながら、よくこんな急坂を登ってきた物だと感心しながら足元に気をつけながら渡渉地点まで下山する。足を濡らした後、これまた200mほど登る。登山途中、Y・Kさんが見つけたワカイ(キノコ)を採り、高下岳分岐から一気に下がる。

1620分頃登山口に着いた時はすでに薄暗くなり今晩からの雨が予報される。

登山口で自然公園管理人の人に写真を撮って貰い、「紅葉時は素晴らしいから又おいで・・・」

と言われたがあまりのヨイデなさに「あと来ねじゃ」と思ったのは私だけではないのでしょう。

 今日の宿、湯田温泉大正館にて山で採ったワカイを調理してもらう。古びた旅館で低料金であったが、満足のゆく料理ともてなしであった。宿には生ビールが無く、隣の酒屋の生ビールセットも貸し出し中で、生ビールを飲む事ができず残念でした。 

 今朝、急遽早立ちして登山したのに外ではまだ雨が降っていない。本当に降るのかなと思いつつ就寝、翌朝待望の?雨が降っていて一安心。後は帰るだけなので道を間違えながらケンジワールドへ立ち寄ったが、みなさんあまり興味が無く時間を持て余し早々退散、途中R46号線沿いのめん丸で昼食と夕べ飲む事ができなかった生ビール、田沢湖畔でも生ビールタイム、上小阿仁へはPM4時頃着でした。


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