白子森(1179m)太平山地最高峰

平成17年9月18日(日)曇時々小雨

 午前7時、伊藤デリカ号、萩のバン号の2台でトレセン前出発。K・S会員から話の合った合川の二人は現れないのでそのまま出発。途中、五城目の道の駅で今回初参加の小沢田小学校養護教諭の工藤さんを乗せ山間地の農道を走り、旧河辺町井手舞園地にてトイレ、井手舞林道を走りこれでもかという悪路を走り限界地点に駐車、マイタケ採りとおぼしき車が数台止まっている。早々身支度を整え9時15分林道を登山口に向けて歩き始めると直ぐ登山口まで徒歩50分の看板がある。ところが、誰かが手書きで、走って50分、徒歩80分と書いてある。先日役場に問い合わせた所、徒歩50分と言ってあったが徒歩80分となると時間的に1人でも体調を崩すと全員の登頂は難しくなりそうで焦る、おおよそ林道とは思えない道路を藪をこぎ、沢を渡って約70分で登山口着。山の上のほうはガスが掛かり,山容もわからないまま歩く。登山道は、いきなり急な登りとなる。意外と綺麗に整備されており、途中急な箇所にはロープも設置されていた。約40分程で支稜尾根、この大汗をかいた急登の最中、Y・Kさんがブナカノカを採っていたのには改めて驚かされる。支稜尾根で最後尾を待ったが、風が強く寒くなりK・S会員がついている事だし大丈夫という判断で出発する。尾根からブナ林へと少し下がり、また尾根を歩きブナ林へ、途中雨が降り出し雨具を着ける。尾根道では携帯電話が通じ、妻からメール、頂上着いた? 返信 まだ・・・・・ 急な尾根道を登ると遭難した人の慰霊碑がある。

慰霊碑に手を合わせ今回の山行の無事を祈り、潅木帯を急登すると熊笹に覆われただだっ広い山頂に着いた。はたして何年間、気になっていただろう念願の白子森山頂にたつことができました。登山口から約2時間、最後尾は約時間30分で着いたがコースタイム通りである。頂上からは阿仁の深山幽谷の景色が広がっている筈であったが、ガスで何も見えず、頂上には一等三角点があるだけで何も無かったが、以前はお堂があったらしく残骸があった。

 昼食後1時30分下山開始。下りはみんな順調で、よくこんな急坂を登ったものだと感心しながら約1時間30分あまりで登山口へ全員下山、しかしそれからの林道歩きが長かった。K・K会員恒例のもう2度と来ないコールを聞きながら何とか車までたどり着く。

マイタケが無いのかまだ車が数台残っている。帰途途中、貝の沢温泉で汗を流す。大きな良い温泉であったが、T・T会員が帰り際に挨拶が無いという理由でもう二度と来ないと憤慨していた。五城目の道の駅で工藤先生と別れ、上小阿仁にはすっかり暗くなった午後7時過ぎに到着。みなさん、ご苦労様でした。やっと念願の上小阿仁村最高峰白子森に登る事ができました。

 

<参加者>

副会長、名誉会長、萩野・H、小林・K、赤澤、川口・Y,Bテル、佐藤・M

工藤先生、伊藤・N、及川

 

<コースタイム>

上小阿仁 2時間15 白子森林道終点 70 白子森登山口

  40 支稜尾根 30 主尾根  30 慰霊碑 20

白子森山頂 60 支稜尾根 30 登山口→ 60

林道終点